田舎暮らしの道しるべ

田舎暮らしの魅力とはなんでしょう？今の世の中、
都心部には人があふれ、消費が進み、時間に追われて
の生活が普通になっています。

その一方で静かでのんびりとした時間の流れる田舎
暮らしを求める人が多くなり、田舎暮らしがひそかな
ブームとなって続いています。

田舎暮らしの専門雑誌やその経験を書いた本も多く
出版され、テレビ番組なども田舎暮らしを取り上げ
ています。

現代日本の特に大都市や地方の中心の都市部では、
必要なものは近いところで何でもそろいますね。

特に予定のない休日であっても、レジャー施設や
娯楽施設がたくさんあって、ぶらっと出かけて、
気分転換や暇つぶしにもなります。

お腹がへればファーストフードや、コンビニが、
すぐ近くに、しかも複数の競合店がそう遠くない
間隔でお店を並べているので便利です。

バス、地下鉄、鉄道など交通の種類と本数も恵まれて
待ち時間も減って、さらにメールやネットができる
携帯電話もありますから、その少ない待ち時間も退屈
せずにすみますね。

今後もこのような文明の利器はどんどん進化しつづけ、
それを求める人間の欲望もとどまることなくもっと
便利さや進化を望み、追求していくことでしょう。

その一方で、このような快適さや利便性とは少し距離
を置いて、もっと人と人とのふれあいや時間のゆとり、
静かでのんびりとしたライフスタイルを望んでいる人
も確実にいます。

このような人達が、田舎暮らしに代表されるスロー
ライフを求める人達でしょう。特に団塊の世代の方
たちの４割は田舎暮らし（というよりふるさと暮らし）
を希望していると聞きます。

特に企業戦士として猛烈に働いた方に多いようです。
豊かな自然に囲まれ、ゆったりとした時間の中で、
金銭や便利さよりもメンタルな充実を求めるです。

「田舎暮らし」の他には「ふるさと回帰」「２地域居住」
「定年帰農」などがキーワードになってもいます。

昨今の団塊世代の大量退職に伴い、地方では行政が
田舎暮らしの支援をする企画なども生まれています。
田舎暮らしがライフスタイルの一環として定着して
行きそうですね。