田舎暮らしの道しるべ

田舎暮らしを始めるための物件や不動産、古民家の選び方や場所選びなど、田舎暮らしの道しるべとなる情報を掲載しています。

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別荘分譲地

田舎暮しの業界では別荘定住という言葉が使われるようになって久しい。別荘地に定住するスタイルはかなり前からあったのですが、近年この事例が飛躍的に増加しています。

別荘分譲地は総開発面積が一ヘクタールあるかないかで設備内容が変わってきます。一ヘクタール以上の開発をするときは知事の許可が必要と森林法で定められています。これが大規模開発別荘地であり、上下水道、電気、ガスに至るまで行政からの指導を受けます。このところは、高度成長期の大規模別荘地を再開発するケースも増加しており、農村生活でない田舎暮しを希望する人には、うってつけの物件です。

一ヘクタール未満のものはミニ開発別荘地といい、区画は多くても40区画程度です。価格は比較的安く、坪2〜10万程度のものが多く、低予算ですぐに建築したい人に向くでしょう。ただし、大規模開発別荘地と比べると設備の面でかなり劣ります。道路が未舗装であったり、水の配管が使えない場合もあり、事前にきちんと確認が必要です。

ミニ開発別荘地は、集落に近い里山に開発されることが多く、ここから本当の田舎暮しが始まるといってもいいでしょう。畑を借りて本科k的に菜園をやりたい人などには有利な条件と言えるでしょう。また、スーパーや学校に近いものは十分に定住の候補地になりえます。ただし、定住者は農村のつきあいが不可欠になるので、誰にも干渉されたくない人には向きません。

ミニ開発別荘地は全国に点在していますが、千葉、山梨、和歌山などで都会の人が週末田舎暮しができる物件が出やすいようです。近畿圏では大規模開発別荘地が少ないので、このタイプに注目して探すとよいでしょう。

 

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