田舎暮らしの道しるべ

田舎暮らしを始めるための物件や不動産、古民家の選び方や場所選びなど、田舎暮らしの道しるべとなる情報を掲載しています。

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未造成地

農家が所有する山林、原野、田畑などをそのまま売りに出しているのが未造成地です。農林業の不振で所有地の一部を手放す農家が増えているためか、田舎物件の中でも流通量が多いようです。価格はかなり安く、坪数千円〜二万円程度が普通です。ただし、未造成地はもともと農林業を営むための土地なので、家を建てるようにはなっていません。利用するには水はけなどを考慮しつつ、平地にするなど大規模な造成工事が必要になります。

原野は農地が荒れたものや、高木が生長しなかった土地などがありますが、木の伐採が不要なので、造成はやりやすいようです。気をつけなければいけないのは湿地であり、この場合はいくら造成しても家の建築は困難でしょう。

畑は集落の近くにあることが多く、日当たりや水はけもよいでしょう。傾斜もほとんどなく田と違って水害を受けにくい場所にあります。農地法をクリアしなければなりませんが、宅地化を考えたときには最適な未造成地でしょう。田は平地ですが、造成に思ったより手間がかかります。

 

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