田舎暮らしの道しるべ
田舎暮らしを始めるための物件や不動産、古民家の選び方や場所選びなど、田舎暮らしの道しるべとなる情報を掲載しています。
■スポンサードリンク設備状況
重要事項説明書では、すぐに使用可能な施設、配管設備等の状況、設備予定と負担金の金額を記載するようになっています。
飲用水は公営水道、私営水道、井戸に分かれます。田舎物件では集落組合水道や沢水利用がありますが、前者は私営水道、後者は井戸に分類されます。配管の口径は13ミリで問題ありませんが20ミリあるとより安心でしょう。
未造成地では通常自分で工事を依頼するのですが、分譲地で水道工事をする場合は、重要事項説明書に日程や負担金などを明記することになっています。
また、田舎物件では都市ガスはまずなく、ほとんどがプロパン利用となります。電気については電力会社を記載し、個人用は電灯、工業用は動力に○が付きます。電気がきていない場合は電線を延長しなければなりませんが、1Km以内なら無料、1Km以上ですと3200円/Km程度の負担となります。
汚水はトイレ、雑排水は台所と風呂からの排水についての項目です。公共下水道があれば問題ないのですが、田舎では望むべくもないので、浄化槽が必要になります。大型分譲地用は集中浄化槽、田舎では個別浄化槽の利用が一般的です。個別浄化槽はし尿のみを処理する単独式、汚水、雑排水を同時に処理する合併式の2つがあります。