田舎暮らしの道しるべ

南国で温暖な九州での田舎暮らしを検討する人も多いかもしれ
ませんね。「九州」というのですが、今現在では、長崎県、熊
本県、福岡県、佐賀県、大分県、宮崎県、鹿児島県の７県を九
州地方としており、対馬・壱岐・奄美諸島までを含みます。

海岸線沿いの居住区や山間の村があり、大自然の変化に富む九
州の田舎暮らしは、比較的住民が少なめで、移住者のための支
援制度があるのでオススメです。

また、九州地方は自然に囲まれ、レジャー施設や温泉、郷土色
豊かな祭りなど観光資源にも恵まれているので、魅力たっぷり
です。それでは、各県の特色を見てみましょう。

福岡県は、朝鮮半島や中国などにも近く交流の窓口として昔か
ら繁栄しています。

宮崎県は今や九州一人気の県で、この地域の中でも住みやすい
地域と言われています。ご存知の通り、東国春知事の人気で宮
崎ブームとなっています。

大分県は県の７０％ほどが森林に覆われており、１０％ほどが
農地という県です。

鹿児島県は多くの温泉や美しい自然風景を利用したリゾート観
光などが盛んで、桜島などの活火山もある地域です。

長崎県は古くから外国との交流の窓口として、ヨーロッパの文
化や中国からの影響を強く受けた県です。

佐賀県も近隣アジアなどとの交流で文化的な影響を受けた地域
であり、スギの林業、農業が盛んな県です。

熊本県は世界一のカルデラの「阿蘇くじゅう国立公園」などが
あり山や海が美しい県です。

どの県も魅力あふれる地域ではあるのですが、田舎暮らしは
「観光」と目的がまったく違うので、ポイントは「その土地の
風土に溶け込めるのか？」になります。田舎暮らし体験ができ
る機会があれば、絶対に現地に行って寝泊りしてみることが必
要かと思います。