田舎暮らしの道しるべ
田舎暮らしを始めるための物件や不動産、古民家の選び方や場所選びなど、田舎暮らしの道しるべとなる情報を掲載しています。
■スポンサードリンク共有地とは
農家は屋根材の茅や薪などを確保するために、数軒〜数十軒で共同の土地を持っていました。これが共有地です。業者ルートではまず出てこない物件ですが、直接取引で出てくる可能性もあります。
共有地が各戸に分割されているか、所有者全体の持ち物かを確認しましょう。前者の場合は問題ありませんが、後者の場合、所有者全員の捺印がないと分割ができません。所有者の一人が勝手に売買することはできないのです。さらに田舎物件は相続登記をしていないものが多く、分割の手続きは非常に困難です。
借地の場合はあまり気にしなくてもよいでしょうが、共有地の売買には細心の注意が必要です。